【チャリ通推奨】通勤に電動アシスト自転車を使う理由

筋トレ情報

現在私は20kmの通勤に電動アシスト自転車を使っています。

これまでの通勤には、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、軽快車(ママチャリ)を使ってきましたが、電動アシスト自転車に行きつきました。

20kmといえば、普通は自転車を使うという発想はおこらないかもしれませんが、電車やバスに乗らずに電動アシスト自転車を選ぶ理由と、その優位性についてお話します。

※現在、モーターの力だけで走行できる自転車が販売されていますが、ナンバープレートを付けないで公道を走行した場合は道路交通法違反になります。

公道を走行する場合は、ペダルをこがなければ走行できない電動アシスト機能付きの自転車を選びましょう。

経済的である

私の場合、電車で通勤すると、電車賃が片道約600円かかります。

通勤日数は月に10日、一か月で約12,000円かかる計算になります。

しかし通勤手当があるので、電車通勤でも実質は0円です。


自転車で通勤した場合、電車賃に代わる通勤にかかる費用はほぼ0円です。

自転車通勤では一か月に10,000円の手当が出ているので、もし10万円の自転車を買ったとしても、11か月目からは10,000円ずつ得をし続けることになります。

仮に10万円の自転車で5年間通勤したとすると、50万円のプラスになります。

その間に前後のタイヤを2回交換、チェーンを1回交換した場合、費用が約2万円と計算しても48万円のプラスになります。

また電動アシスト自転車のバッテリー充電費用は、1回5~12円(1kWh=27円として計算、ヤマハHP参照)ですので、電気代はほとんど気にならない程度でしょう。

時間に余裕ができる

電車やバス通勤の場合、乗り遅れると長時間次の便を待たなければなりません。

車であれば渋滞に巻き込まれることもあります。


自転車であれば、たとえいつもより5分遅く出発しても単純に5分到着が遅れるだけですので、遅刻するリスクは少なくなります。

渋滞にも巻き込まれることはありませんし、タイヤのチューブにパンク防止剤を入れておくと、通勤途中のパンク修理で時間や手間をとられる可能性も激減します。

太らない身体になる

自転車に乗ることは、立派な有酸素運動になります。

また、1日の始まりに運動をすることで、運動中だけでなくその日の代謝が上がり、カロリーを多く消費できます。

そして、脚の筋肉がつくので基礎代謝も上がります。

さらに朝の運動の効果により、良いメンタル状態を維持しやすくなるので、仕事や家庭のストレスによる大食いや大量飲酒も防ぐことができます。

なにより自転車で帰ることになるので、帰宅途中の飲酒習慣も完全になくなります。

重い荷物を運べる

ここからは電動アシスト自転車特有のメリットになります。

スポーツバイクであるロードバイクやクロスバイクなどには、かごがついていません。

荷物を持つとなると、必ずリュックサック等が必要になります。

ただ、リュックサックに5kgや10kgの荷物を入れるとなると、相当な負荷になります。

自身の肩や背中、腰で荷物を支えるので肩こりや腰痛の原因になるばかりか、乗車中はモロにお尻に荷重がかかるのですぐに痛くなってきます。

また、ロードバイクなどの前傾がきつい自転車では、大きいリュックサックを背負うと、その上部とヘルメットの後部が当たって、顔が上げられなくなることもあります。


この点が、私がスポーツバイクでの通勤を辞めた大きな理由になります。

今は重い荷物があっても、かごに入れて快適に走行することができています。

十分なバッテリー容量がある

私が乗っている自転車は、ヤマハのPAS CITY-SP5というモデルになります。

この自転車のバッテリーは標準で15.4Ahという容量があり、標準モード(スマートパワーモード)で59km走ることができるとされています。

しかし実際は片道20kmの通勤で2往復(約80km)しても、まだ数kmの余裕があります。(体重約70kg)

カタログ値を遥かに超える余裕があるのは、精神的なゆとりになっています。

(但しバッテリーが古くなっている、タイヤの空気圧が適正でない、勾配のきつい上り坂ばかりを走る場合は、走行可能距離が短くなります。)

自分の通勤スタイルに合っている

私は朝に出勤して、そのまま夜勤まで続くという長時間労働をしているので、毎回弁当数個と飲み物、着替えを持っていくようにしています。

そして仕事の後はスーパーに寄って肉や魚、野菜などの食材を買って帰ることがほとんどなので、特に帰宅時には相当な重さ(5kg以上)のものを運ぶことになります。

「自宅近くのスーパーで食材を買えば楽なのでは?」

と思われるかもしれませんが、職場近くのスーパーの方がかなり安い事情があるのです。

また、通勤使用であればバッテリーの充電を会社で自由にできるので、電気代は交通費に含めて会社負担にしてもらっています。

自転車通勤を始めた数年間は、楽しく自転車に乗ることを重視していましたが、慣れてくると実用性に重点を置くように考え方が変化しています。

電動アシスト自転車の注意点

注意点は3つあります。

1つ目は、充電し忘れとバッテリーの劣化です。

バッテリー残量が無くなれば、ただの重い自転車です。

降車時にバッテリー残量をチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。

余裕があれば予備バッテリーを用意しておくこともおすすめです。

(我が家は同メーカーの電動アシスト自転車が2台あるので、いざという時にバッテリーの使いまわしができています。)

バッテリーはその構造上、残量80%以上、または20%以下になると劣化が早くすすみます。

したがって、できることなら満充電手前で充電器から取り出す、そして早めの充電がおすすめです。

また酷暑や極寒の状況ではバッテリーの劣化が早くすすむので、真夏や真冬の乗らない時はバッテリーの室内保管をおすすめします。

2つ目は、バッテリーの盗難のおそれがあることです。

長時間駐輪する際は、バッテリーを取り外して屋内に置いておくか、ワイヤーロックを活用しましょう。

メーカーによっては、1つの鍵で車体(馬蹄錠)、バッテリー、付属のワイヤー錠の3つ全てが対応しています。

非常に便利なものですので、購入前にカタログ等で確認しておきましょう。


3つ目は電気系統の故障です。

メーター表示やアシストの切り替えのためにハンドル設置のスイッチがありますが、長期間使用していると経年劣化による故障の可能性がでてきます。

メーターカバー(1,000~1,500円程度)が販売されているので、新車購入時から装着しておくことをおすすめします。

メーカーも対策をしていますが、電化製品の要素もあるので、駐輪時は日陰(自転車カバー使用推奨)や雨のかからない場所を選ぶなど少しの工夫で故障リスクを下げることができます。

メーターや配線類、モーターが故障すると、修理費用はかなり高額になるので普段から注意しましょう。

メーターカバーや自転車カバーなどは自転車販売店でも買えますが、定価販売で高額の場合が多いです。

そのために、同様のものを安く買える通販サイトがおすすめです。

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