プロバーベルの長所と短所【ダンベルの選び方】

筋トレ情報

自宅トレーニングで必須ともいえるダンベルですが、数千円で買える安いものから高価なものまで様々です。

私はこれまで4種類のダンベルを購入してきましたが、ついに最適解にたどり着きました。

それが【プロバーベル】というダンベルになります。

以下、長所や短所、使用感について解説します。

これからダンベルを買おう、または買い替えようとしている方には必見の内容です。


プロバーベルの長所

重量変更がすばやくできる

自宅トレーニングの場合、多くの方はプレートを付け替えるのスタンダードなタイプを使っているのではないでしょうか。

この場合、プレートの付け替えがとても面倒に感じることも多いと思います。

トレーニング間のインターバルの時間を利用してプレートを付け替えることになりますが、限界まで追い込んだ後に作業をするというのは精神的にもつらく、トレーニングの効率が確実に下がります。

あまり知られていないことに、ストレスは筋肥大やダイエットの邪魔をします。

さらに、プレートの付け替えが面倒になれば、付け替えないままでできるメニューをすることや、適正なレップ数(回数)ではない重量設定でトレーニングをすること、また種目数自体を減らしてしまうこともあるかもしれません。


そんな大きすぎる欠点を補っているのが、プロバーベルの最大の機能であるワンタッチでの重量変更です。

台座にセットした状態でバーを回転させるだけで、あっという間に重量変更ができてしまいます。

これは本当に感動するほど簡単です。

1~2段階であれば1秒でできるので、インターバルを挟まないトレーニング方法にもしっかりと対応できます。


細かな重量設定

ワンタッチで重量変更が可能なダンベルでも、なかには4kgごとの設定になっているものもあるなど、求める重さにできない場合があります。

プロバーベルは基本的に1.5kgずつの細かな重量設定なので、ほぼ問題なく要求を満たすでしょう。

女性や、特に軽い重量を扱うことが多い肩や腕のトレーニングの場合はこの1.5kgという設定が絶妙にちょうどよく感じるはずです。


コンパクトな収納性

自宅トレーニングで高重量のダンベルを使用する場合は、ラック又はプレートの置き場所を確保する必要があります。

外したプレートを床などに積んでいる方もおられるかもしれませんが、嵩張るので部屋の掃除の邪魔にもなります。

または、毎回使用後に全てのプレートを付けておくとコンパクトにはなるでしょうが、相当面倒です。

しかし、プロバーベルであれば台座にセットすることが基本となるので、片付けや散らかるといった概念がありません。


高いデザイン性

トレーニングを継続させる要素のひとつに、楽しく続けることがあります。

そのためには、お気に入りのウェアを着たりすることもありますが、やはりアイテムにこだわることも大切だと思います。

もし、あなたのトレーニング効率が上がらなかったり、マンネリ感が出てきているのならば、何か新しいアイテムを試してみる良い時期かもしれません。

プロバーベルはそのデザイン性の高さから、ひとつのインテリアとしても部屋に溶け込むことができるほか、あなたのトレーニング意欲も掻き立てることとなるでしょう。

普通のダンベルには無い、所有欲を満たせることもプロバーベルならではの長所といえます。


メーカーによる保証制度

2022年11月に発売開始と、まだ間が無いことから故障や不具合の事例はネット上でもほとんど見られません。

しかし、メーカーは最低でも1年保証、購入レビューをすれば2年保証など耐久性や精度に自信を持って販売しています。

高価な商品ですので、このような保証があるのは非常に重要な点でしょう。


リセールバリューが高い

トレーニング機器を購入する際には、高価なものである場合、その購入価格がネックとなります。

プロバーベルは2本セットで定価84,800円とダンベルの中でもかなり高額です。

購入したものの、意外と使わなかったり、想像と違ったりして不要になったりする場合もあるかもしれません。

その際は売却することが検討できますが、このプロバーベルは中古品の流通価格も非常に高額で、有名フリマアプリ等で、現在は定価の80%以上の価格で取引されています。

これならば、購入に迷う場合でもリスクは少ないと言えるでしょう。


プロバーベルの短所

高い価格設定

2本セットで定価84,800円は、トレーニングを始めたての方にはかなり手を出しずらい価格でしょう。

しかしながら、ダンベルは一度買うと日常的に数年単位で使うことになるため、1日の使用コストを考えると決して高くはありません。

仮に、週5日でトレーニングをする場合は年間約260日ですので、価格をこの日数で割ると、1日あたりのコストは1日約326円です。

2年間となると、この半分の163円です。

3年間では108円です。

このように、トレーニングジムに通うことを考えると、自宅トレーニングの為にダンベルを買う方がコストパフォーマンスに優れている場合もあります。


グリップが太い

標準的なダンベルのバーの太さよりも、一回り太くなっているのがプロバーベルの特徴です。

他サイトのレビューで書かれている方もおられますが、筆者自身の感想としても、中学生以下の子どもや手の小さ目な女性には扱いづらいと思います。

しかし、手の大きな女性や、標準的な男性の場合であれば全く問題なく感じます。

もし少々太いと思っても、多くの方は重量のあるダンベルなどを扱う場合(引き上げる系)は補助としてパワーグリップなどを使う場合が多いので、たとえ太く感じても問題ないでしょう。

反対に、グリップが太い場合のメリットもあります。

それは表面積が増える分、手のひらへの負担が少ないために痛みが出にくく、マメも出来づらいという点です。

これは普段グローブを使わない方にとっては、トレーニング効率を上げるためにも非常に重要な点かもしれません。


面取りがされていない

ダンベルトレーニングで限界まで追い込んだ場合、扱いが丁寧にできない場合があります。

その際、端部が激しく身体に接触することもあります。

この時、丸みを帯びている部分であれば問題ありませんが、プロバーベルは純粋な円筒形となっているので、端部が当たるとケガをするおそれがあります。

筆者自身は、短い半ズボンを履いてトレーニングするときに、オンザニー(ベンチに腰を掛けた状態で太ももの上にダンベルを縦に置くこと)を雑にしてしまったために太ももに擦り傷ができました。

床に置くときも、マットの上に置くように注意しないと、フローリングなどに傷がつくおそれがあります。


メンテナンス性

通常のダンベルと比べ、造りが複雑になっています。

そのために故障や不具合のリスクもあります。

したがって、メーカーは1年保証や2年保証をつけています。

プロバーベルのよくある不具合に、重量変更時に中途半端にバーを回すことにより、プレートが正しく固定されずに脱落することがあります。

ただ、これは余程雑に扱わなければありえませんし、筆者も一度も経験がないので、通常使用の範囲では問題はないでしょう。

また、長期的に使うのであれば、定期的に清掃して清潔に扱うことも、美観を保ち、不具合を防ぐために必要です。

プレート間に埃が溜まったり、ゴミが詰まってしまうと故障の原因にもなりかねません。

これらを防ぐために、使用中以外はシーツやタオルなどを掛けておくとよいでしょう。


まとめ

以上、長所と短所を並べましたが、結論としては、最もおすすめできるアイテムです。

一度使ってしまうと、その使い勝手の良さに、おのずとトレーニングの質が向上することが期待できます。

ただ、価格面が非常にネックとなりますので、お得に購入できる方法で、経済的な負担を少なくするとよいでしょう。

店舗で売っている場所を確認できておらず、重量物のために持ち帰ることが困難ですので、買う場合はインターネットなどで購入することになります。


購入方法

2023年8月現在、最も安価で販売している方法は、販売元のライシン本店でネット購入する方法があります。

こちらであれば、ダンベル2個セットで80,560円(5%OFF)となります。


そして、最もおすすめの購入方法は、定価となりますが楽天市場での購入です。

楽天カードや楽天モバイル、楽天証券、楽天トラベルなどの楽天SPUを活用すれば、楽天マラソンなどと併用した場合、簡単に7,000ポイント以上も獲得することができます。

下記にリンクを掲載しますので、ご活用ください。

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スウェーデンのNÜO社が開発した最新の可変式ダンベルNÜOBELL(ヌオベル)というダンベルがあります。

こちらは2kg~32kgまでの間2kg刻みの16段階調整が可能となっております。

プロバーベルと比べてグリップが細めになり、価格面でも購入しやすくなっていますので、女性や、まだ体力に自信のない男性であればこちらも非常におすすめできます。

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