筋トレが続かなくて挫折した経験、または今やめそうになっている、モチベーションが下がっているという悩みはありませんか?
そのままあきらめてしまう前に、もう一度原点に立ち返り、再び筋トレへの情熱をとりもどしてもらえればと思います。
また、これから始めたいという方にも必見の内容です。
筋トレのメリット8選、デメリット5選として、以下にまとめました。
この記事があなたの筋トレについての知識を深め、さらによりよい生活への一助になれば幸いです。
筋トレのメリット
ダイエットに最高の効果
体型についての悩みの中で最も多いのが肥満でしょう。
ダイエットの為にランニングをしたりする方は多いのではないでしょうか?
しかし、痩せるためには有酸素運動ではなく、筋トレが最も有効です。
有酸素運動はカロリーを消費する効果はありますが筋肉はほとんど増えないため基礎代謝が上がりません。
それに対し、筋トレはその場での消費カロリーは有酸素運動に劣りますが、筋肉量が増えて基礎代謝が上がるために、寝ているときでもどんどん痩せる体質になる効果があります。
つまり、食べても太りにくい身体になります。
ムキムキの人が、普段有酸素運動をあまりしないのに体脂肪率が1ケタ台なのは、このためです。
無理に長時間ランニングをしなくても、筋トレでしっかり痩せられます。
詳細記事はこちらになります。
周りから信用される
世界の著名な経営者は、日常的に筋トレをしている方が大勢います。
米国の大企業の経営者も腹の出た人はかなり少ないです。
お金持ちのイメージが、
『お腹の出たおじさん』
は昔の話です。
いったい、なぜでしょうか?
それは、彼らが日頃多忙にもかかわらず、筋トレして引き締まった身体を維持することによって
- 毎日健康でエネルギッシュに生きられる
- 自己管理できる人物として、他人からの信用を得られる
という利点を十分理解しているからです。
「自分の管理もできない人に、仕事や得意先の管理は期待できない!」
と、ビジネスの世界では認識されているようです。
もしあなたが、家や車を買う時に、
『腹が出た二重あごの姿勢の悪い人』と
『程よく筋肉質で、背筋がびしっと伸びている人』
のどちらから話を聞きたいでしょうか?
モテるようになる
引き締まった身体になって好きな人を振り向かせたいと努力している方も多いでしょう。
人からモテる要素としては、優しさであったり、誠実さであったり、知力、経済力等様々です。
しかし、生まれた環境や顔のつくり、仕事などは努力だけではどうにもならないこともあります。
その点、筋トレは努力が必ず報われます。
正しい筋トレを続けると、体が引き締まることは当然として、
- 姿勢が良くなる
- 自己肯定感が高まって自信を持った行動ができるようになる
といわれています。
さらに、テストステロンという、いわゆる
【男性のモテホルモン】
の分泌が盛んになり、性的に惹きつける効果が高まるとの研究結果がでています。
女性であれば、ヒップラインがきれいになり、デニムやショートパンツがかっこよく着こなせるようになるでしょう。
当然そんな素敵な人であれば、良いパートナーに出会い、そしてよい関係になる可能性もグンと上がるはずです。
運動能力の向上
スポーツをしている人はもちろん、日常生活でも筋力の向上のメリットは大きいものです。
基礎体力が上がるので、階段が楽になったり、家事をするときも身体が軽く感じるようになるでしょう。
年齢的に体力が落ちてきた方によくある転倒時の骨折も、筋トレをしていると骨が強くなることはもちろん、手をついて身体を支えるなど受け身をとって防ぐことができる可能性も高くなります。
また、腹筋や背筋を鍛えることで、腰痛の予防にもなります。
達成感を味わえる
筋トレをする前は「ちょっとしんどいなぁ」と思っていても、いざ身体を動かしていると、だんだんやる気がでてくる自分に気づいたことはないでしょうか?
そして、メニューをこなした後は非常にすがすがしい気分になっているかと思います。
翌日には筋肉痛になっていることもありますが、それも
『自分はがんばっている』
と、
自己肯定感が高まり、生きる喜びにつながるものにほかなりません。
仲間ができる
筋トレしている人は世の中に大勢います。
あなたの通う学校や職場などにもいるかと思います。
もし、知り合って間もない状態でも、筋トレという共通の話題があれば話が盛り上がることはよくあります。
そのまま意気投合して一緒にジムに通うなんてことにも。
一般に、【筋トレ=しんどい】という認識があるためか、仲間意識が生まれやすいのです。
また、筋トレは家族内でも伝染することがあります。
旦那さんが筋トレを続けて、体型がみるみる変化していく過程を奥さんが見ているうちに、
「私もやってみようかな」
と、夫婦で筋トレを楽しむ家庭も見られます。
さらに、子供は親をよく見ているので、
「おとうさんみたいにかっこいい身体になりたい」
「おかあさんがきれいになってうれしい」
など筋トレしている姿に興味や関心を持つこともあるでしょう。
そして
「ぼく(わたし)もやってみようかな」
と、一家全員でできれば、きっと家族内での会話もはずむはずです。
身体と心に好影響
運動自体に健康効果があるということは、もはや説明は不要と思います。
反対に、運動習慣がないと不健康になるというくらいです。
年齢に関係はなく、子供も高齢者も同様です。
さて、実は筋トレは身体だけではなく心の健康にもよい効果があります。
筋トレ中はおのずと余計なことを考える余裕がなくなります。
つまり、お坊さんの座禅のような
【いま、ここに集中する】
という瞑想状態(マインドフルネス)に入ることとなります。
これを日常的に行うことで、メンタルの安定化が期待できるでしょう。
筋トレにはイライラや心の落ち込みを防ぐ効果もあるのです。
時間管理が上手になる
筋トレは、そのものだけではなく着替えやドリンクの用意、またはジム等への移動など一定の時間がかかります。
日常的に行う必要があるため、いつ、どのくらい時間をかけるのかを考えて行動する必要があります。
仕事の前か後か、休日か、家事の合間か。
忙しい日常の中でも
『筋トレの時間を確保する』
という習慣がつけば、
いつの間にか無駄にスマホを触っていたり、だらだらとテレビを見たりすることもなくなります。
そして、日常的に時間を大切に使うことができるようになるでしょう。
筋トレのデメリット
時間がとられる
日本人は他の国の人たちと比べて、平均的に労働時間が非常にながいという事実があります。
その中で、仕事に加え家事も育児も介護もしなければならない人もいます。
朝早くから夜遅くまで仕事をして帰宅、入浴や食事などを終えて、気が付いたらもう深夜なんて人も。
そんな生活で筋トレをする時間を確保することは、決して容易ではありません。
スキマ時間を活用する等の工夫が必要になることもあります。
ケガのリスク
スポーツには付きもののケガですが、筋トレでも起こります。
正しい方法で、自分の体力にあわせてトレーニングをしないと、ケガのリスクはさらに高くなります。
もしあなたがまったくの初心者で、プッシュアップ(腕立て伏せ)やスクワットなどの正しい方法を知らないのであれば、
本や動画などで調べてから行うことを強くおすすめします。
『子供のころに学校の体育でしたことがあるから、それぐらいわかる』
と思っても、正しいフォームというものがしっかりあります。
肘、肩、膝、腰は、筋トレでケガをしやすい部位になりますので特に注意しましょう。
筋肉痛・疲労
筋トレは、負荷をかけた運動により筋繊維を破壊して、修復させることで筋肥大や筋力アップを狙う行為です。
つまり、筋トレすると筋肉がいったん壊れて、2,3日すれば回復して前よりも強く大きくなるということになります。
その回復の際に、筋肉痛や疲労感がでてきます。
慣れればいつものこと程度の感覚になり、ボリュームの調節ができるようになりますが、やりすぎは仕事や勉強に支障がでるかもしれません。
お金がかかる
自宅で自重だけで筋トレをするのであれば無料ですが、
ジムに通うとなると、年間でおよそ数万円から10万円以上
もかかります。
筋トレは一か月や二か月で効果がでるものではありませんから、当然長期間通うことになります。
また、自宅で行うにしても、効果を高めるためにダンベルやベンチなどをそろえると、これも数万円の出費になります。
初心者のうちは、買うとすれば安いダンベルとアブローラーがおすすめです。
また、プロテインなどのサプリメントも筋トレやダイエットにおすすめですが、今は安価になったとはいえ費用がそれなりにかかります。
サプリメントはあくまで補助的なものですので、まずは毎日の食生活を見直すところから始めてみることが大切です。
長期的にできるよう、無理せず自分のプランを考えてみてください。
金銭的に不安があるものは、ながくは続かないでしょう。
服の買い替え
筋トレを続けて体型が変わると、服のサイズも当然変えなければ、格好悪くなります。
男性の場合は特に
肩幅や胸、腕周りが大きく太くなり、ウエストやヒップが細くなる
という逆三角形型になる傾向が強くなります。
シャツがLサイズ、パンツがMサイズというふうに、上下で服のサイズが違う人が多いようです。
また、特殊な例ですが、上級者になるとスーツはオーダーメイドしか着られなくなります。
おわりに
かんたんですが、以上が筋トレのメリット・デメリットになります。
筋トレは、ここには挙げきれないほど他にもメリットがあります。
日常生活で筋トレをとりいれていない人の多くは
- めんどうくさい
- しんどい
- 今のままで困っていない
- 興味が無い
と、思っているのかもしれません。
人は変化を起こす時が一番エネルギーを使います。
しかし、少しでも変化が起きれば、それが喜びになり、自信になり、習慣になり、考え方や人生が変わります。
あなたを変えるのは、あなたしかいません。
まずはスクワットだけ、腕立て伏せだけでもいいのです。
一歩ずつ進んでいきましょう。
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